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①京都 ②那覇 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (03-1-1.jpg) ③上海 ④西安 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (09-2.jpg) 続きはこちら↓ シルクロードの旅【第二章】 「オアシスの道 前半」(西安~サマルカンド)
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さて前回は京都から遣唐使の「南東路」を通り、古都「西安」に到着しました。 今回は、シルクロードの終点である西安から、西へ進み中央アジアのサマルカンドを目指したいと思います。 ①西安 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (09-2.jpg) ②蘭州 ③敦煌 ④和田(ホータン) ⑤喀什(カシュガル) ⑥オシ ⑦フジャンド ⑧サマルカンド imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (16-2.jpg) imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (16-3.jpg) 続きはこちら↓ シルクロードの旅【第三章】 「オアシスの道 後半」(サマルカンド~イスタンブール)
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シルクロードオンライン、盗賊専用ギルド、「匁組」のみなさんこんにちわ^^ 今回、ギルマスの一匁がHP(というよりWikiですがw)を作成しました^^ 私も始めてのWikiなので、少し戸惑ってますが、ギルドの中で詳しい人いらっしゃいましたら、よろしくおねがいします^^ また、ここではBBSなどの交流はもちろん、攻略情報や裏情報も載せれたらなぁなんておもいますので皆さんでどんどん編集していきましょう^^ ではでは、少しずつ更新していきますので長い目でよろしくお願いします^^
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東欧シナリオ#4-男性キャラクター(後篇の前編) 13人中9人目と10人目。 バーバリアン族の話と家出した貴族の少年の話。 バルカン 職業:野蛮人 年齢:34 昔々バーバリアンと呼ばれる北方の部族たちはその場所が隠されている古代の山で大きな力を持ってい るという武器を守る役目をしながら暮らしてきた。そんな中彼らは世の中に高位悪魔3兄弟が出現した ということを知り、他の優れた能力を持つ人々と共に力をあわせて悪魔を食い止めるのに大きく寄与す る。 しかし、悪魔との戦いで彼が守った武器はその力を使い果たして壊れてしまい、バーバリアンたちは古 代の山を下ってばらばらに散らばり、各自部族を作りそれなりの生活を営んでいた。 それから長い間経ち、多くのバーバリアン部族が消え、残った部族も過去の猛々しさをすっかりなくし ていた。 残ったバーバリアン部族のゴット族もその中のひとつである。 このゴット族の一員に生まれたバルカンは今は誰も興味を持たないバーバリアンの過去に成した伝説を 聞き過ごした。過去のバーバリアンの英雄達の勇気を応援し、彼らの絶望に涙し、彼らの勝利に拍手を 送った。そしてバルカンは彼らのようになるために体を鍛え、勇気を育て、心をおさめた。 バルカンは成長して世の中を知ったとき、今のバーバリアンたちが過去の姿とは全く違うことに失望し たが、もう一度同族たちが猛々しいバーバリアンの姿を取り戻すために努力をした。しかし、もう多大 さに慣れてしまったほかのバーバリアンたちはバルカンの言葉を耳に入れようとはしなかった。 しかし、無関心と物笑いの中でもバルカンは部族を変化させようとする努力を怠らず、彼の努力に少し ずつではあったが彼の意見に同調する人々が現れ始めた。 バルカンにはバルナンというひとつしたの弟がいた。賢くて丈夫なバルカンと比べ、バルナンは頭はよ かったが体が弱く、いつも兄と比較されながら育ち、そのために兄に対する憎しみは高まった。 バルナンは兄が同族たちを強くさせようとする姿を見て、兄に対する憎しみのために兄とは違った姿に 同族たちを変化させようと努力した。バルナンが追い求めた同族の姿は、これからは孤立した生活から 脱してバーバリアンという名前を捨て、他の種族たちとどうかすることであり、それがバーバリアンに 似合う姿だと同族たちを説得した。 兄弟の対立は始まり、ゴット族のバーバリアンは彼らを中心に二つに分かれるようになった。 10年の歳月が経ったとき、二人の兄弟に終止符を打つ事件が起こる。それは族長の死であった。 元々バーバリアンは族長が死ぬ前に次の跡継ぎを指名するのだが、今回は次期族長を指名しないまま原 因不明の急死を迎えたので、ゴット族たちは混乱に陥った。 仕方なく近くの他のバーバリアン村の族長を連れてきて次期族長を任命することに決め、近くの村の族 長を買収したバルナンが次期族長に任命される。 バルナンが族長になったことで、族長が絶対的な力を持つバーバリアンたちはバルナンの意見にしたが い、ますます他の民族との融合を準備し、バーバリアンたちはますます懦弱になっていった。 悩んだバルカンは部族を去ることに心を決め、誰も気づかない日に部族を去る。 世の中を旅して自分が歩んでいる道が果たして本当に正しいのか考え、またひとりでもバーバリアンが 勇猛な存在であることを世間に知らしめるためにバルカンは旅に出た。 部族があったところから南に下り、現在一番裕福で人々が多い都市のコンスタンティノープルへ行けば 多様な経験が出来るという話を聞き、彼はコンスタンティノープルに向かうことになる。 しばらくしてバルカンはコンスタンティノープルに到着し、シルクロードにて彼の新しい生活が始まる 。 フリードリヒ 職業:冒険家 年齢:17 フリードリヒの正式名称はアイゼンフォンフリードリヒティン17世でゲルマン系の貴族青年である。 彼の家門は先祖代々戦闘で大きな功を立てており、その勇猛なことでゲルマン民族を守ってきたとても 有名な家であり、また貴族家門では珍しく子供を一人だけ育てることで有名であった。 アイゼン家では伝統的に男でも女でも一人のみを生んでその子供を最高の戦士に育てるのに全力を尽く し、その子供は戦闘でいつも大きな戦績を残していたのがアイゼン家に生まれた人々の自負心である。 そしてフリードリヒが持たなければならない自負心でもあった。 フリードリヒが二つになったとき歩くことができるようになったときから武器を握る方法を学び、字を 読めるようになったら部隊を運用する本を読まなければならなかった。 しかし、自由なことが好きなフリードリヒはそういう環境に息詰まっていた。 朝から眠る前まで教育と訓練を受け、一言の行動すら勝手にできない自分が大人たちの傀儡のように感 じられた。 何度も逃げ出したくなったが、フリードリヒは自由になるよりも弱虫と呼ばれることが恐ろしかった。 やはりアイゼン家に生まれた男であり、強い自尊心を持っていたので諦めることも逃げることも歯を食 いしばって耐えた。 彼には幼いときから心を開いて一緒に暮らしていた友達がいた。その友達はフリードリヒが子供だった とき偶然村で付き合うようになった平凡な少年達である。 フリードリヒは自分の心を理解してくれて悩みを聞き入れ、アイゼン家ののフリードリヒではなく一人 のフリードリヒとして認めてくれる彼らがいたから力を出すことができた。 なので彼は家門の試練を耐えて最高の戦士になることができると思っていた。 そんな訓練を受けながら生きていた17歳のある日のこと。 いつもにもまして大変だったその日は訓練のため体が痛くて眠れず、夜明けに目を覚ました。 薬を飲んで寝ようと思い、薬を探しにいたフリードリヒは父の書斎に明かりがともっているのを見、父 が本を読んだまま電気をともしたまま眠ったのかと思って部屋に入ろうとした。 ノックしようとしたとき、部屋の中から声が聞こえ、フリードリヒは手を止めてその音に耳を傾けた。 5人ぐらいの人が会話をし、その声は全て自分の知っている声であった。 父と自分の中のいい友人達の声であった。 何かを報告をしている内容が聞こえ、しばらく後に友人は部屋をすり抜けてきた。 何か変な点を感じたフリードリヒは家を出る友人をひそかについていき、彼らは邸宅を出るや否やアイ ゼン家の悪口を言い始めた。 そしてそこでフリードリヒはおびただしい事実を聞いた。偶然会ったと思っていた自分の友人が全て父 の計画によって会ったことであり、今まで自分に向けた友人の声援が父がやらせた演技で、彼らは自分 を本当はとても憎んでいるということである。 フリードリヒは世の中が崩れていくような裏切りを感じた。今まで自分のやっていた努力が全てバカら しいことに思えた。 あらゆる考えが頭をめぐり、何も考えることができなくなってしまった。 われに返ったときは村を遠く離れた後であった。裸足であることも忘れて走った彼の足は血まみれにな っていた。足がすりむけていることに気づかないぐらいフリードリヒは狂ったように走ったのである。 どこに行くべきか何をすべきかを何も考えられなかった。その場にうずくまって動くこともできなくな った。しばらくたつと日が昇り、馬車一台がフリードリヒのそばを通り過ぎた。 足から血を流してみすぼらしい格好でうずくまって泣いているフリードリヒが可愛そうだったのか、馬 車に乗っていた老人は馬車を止めて鞄を取り出し、馬車から降りて黙々と彼の足に包帯を巻いてくれた 。 フリードリヒは礼を言いたかったが声が出なかった。余計に物悲しくなり、懇々と泣いた。 包帯を巻いてくれた老人はフリードリヒのそばに座り、黙々と彼が泣き止むのを待った。フリードリヒ は老人に済まない気がして泣き止もうとしたが、彼に体は拒否をした。 日が下り始めるころにやっと彼は泣き止むことができた。そして、自分の話を老人に打ち明けた。話の 終わりに冒険家になりたいという昔からの願いも打ち明けた。 月が昇るころに始めた話は終わった。話が終わるまで老人は彼の言葉を静かに聞き入っていた。 日があけると老人は彼に馬車に乗りなさいといった。冒険家として暮らせる場所に送ってくれるといっ た。 シルクロードというところへ行けば数多い冒険が彼を待つといい、フリードリヒは快く馬車に乗り込ん だ。 フリードリヒを乗せた馬車はコンスタンティノープルへと出発し、冒険家になるための彼のたびは始ま った。
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東欧シナリオ#5-女性キャラクター(前篇の後編) 13人中3人目~4人目。 天子の落とし子と商人の話。 商人の話は、実際にSROで商人をやっていてよくある話だと思います。盗賊の自分にはあまり縁がありませんが・・・。 ヘレン 職業:召喚士 年齢:16 過去、ルシファーによる天界の反乱の起きる前、天界にはお互い愛し合う二人の天使がいた。 創造の天使サマエルと月の天使エリミエルのことであり、天界にいる天使たちの愛の中で彼らの愛は特に美しく輝かしかった。 このように彼らが愛をささやいていた時代に神の右腕であった大天使ルシファーがかもの権力の座を貪る五万の罪を犯し、自分の味方に付く天使を引き連れて神に対抗する事件が起こった。 普段ルシファーと親しい関係だったサマエルはルシファーに同調し、神に対抗する戦に加わったが、エリミエルは神の能力は絶対で、その神の座には神だけが座ることができると信じていたので神の軍に加わった。 二人の天使は愛する間柄であったが、お互いの理念の違いにより違う軍に立って天界の戦争に参加したのだ。しかし戦争は長く続かず、ルシファーが大天使ウリエルに屈服した後ルシファーの軍に加わった多くの天使は全て地獄に落ちることになってしまった。 サマエルもまたその中の一人になり、エリミエルとサマエルは永遠に会うことができなくなってしまう。 しかし、彼らが別れるとき、エリミエルはサマエルの子供を身ごもっていたが、サマエルはそのことを聞くことも無いまま地獄に行き、エリミエルもまた神に反旗を掲げた天使の子供を身ごもった事実が知られると子供も地獄に落ちてしまうことを危惧し、子供のことを徹底的に秘密にした。 恐怖と緊張の時間が過ぎ、子供が生まれた。しかし子供を天界で育てることはできなかった。いつか見つかることを恐れたからである。結局エリミエルは子供を人間界で育てるしかないと判断し、地上に降り立つ。 このことを予想して天界から良い孤児院を探していたエリミエルは、自分が天界から見やすい位置にある孤児院の前に子供を置き、涙を呑んで天界に戻っていく。 このようにしてヘレンは生まれた。 ヘレンは親の記憶が無かった。彼女が自分の出生を聞くと、彼女を初めて見つけた人は孤児院の院長であり、彼女は美しい中国産の絹にくるまれて明るく笑っていたという。 ヘレンはとても明るい善良な少女に育った。誰にも親切であり、人によくつき、駄々をこねることも無かった。 生まれてすぐ捨てられたようだと院長から話を聞いたが、ヘレンは両親に何かの事情があって自分を捨てたのだと固く信じていた。そしていつでもどこでも父と母が自分を守っている気がしてむやみに行動することができなかった。 このようにしてヘレンは正しく育ち、16歳になった。 それまで両親を探したいというヘレンを幼くて危ないからという理由で院長は止めていたが、孤児院の規則で16歳になると自分の意思で孤児院を出ることができたので、院長はヘレンを見送ることしかできなかった。そして16歳の女の子が旅をしてもそんなに遠くまで行くことができないと思っていた。 しかし、ヘレンは院長が思うように近くの都市を旅するという考えは持っていなかった。彼女は大陸を縦断してコンスタンティノープルまで行こうとする、16歳の少女とは思えない遥かに遠いたびに出ることを計画していたのだ。 へレンがコンスタンティノープルへ行こうとする理由は、その場所がシルクロードという世界中を通る巨大な貿易路の西の起点にあったからだ。そこには多くの人々が歩き回ることを聞いていたので、そういう場所ならば自分の両親に対する手がかりを捜すのが易しいと思ったからだ。そして、彼女が赤子の時に彼女をくるんでいた風呂敷が中国産の絹であるということも大きい手がかりであったので、中国に行くならばコンスタンティーノープルを通るのが当たり前のことであった。 いよいよヘレンは孤児院を去ることになり、多くの孤児院の人々が見送りにきてくれた。ヘレンは長い間なじんだ場所から去ることが辛かったが、歯を食いしばり心を引き締めながら南に向かった。 このとき、ヘレンは旅行に関する本をたくさん読み、準備も万全にした。しかし、ヘレンの最大の武器は明るい微笑である。長い旅の間その微笑のおかげで数多くの助けをかりることができ、初めての旅を無事に終えてコンスタンティノープルに到着する。 そうして両親を探す旅行が始まった。 テオドラ 職業:商人 年齢:32 テオドラはイスパニアの商人の家で生まれた。 イスパニアで大きなキャラバンを運営しているテオドラの家は裕福であり、幼いころから何不自由なく育った。 その上彼女は商人で成功した血を受け継いだのか商売に対して卓越のセンスを持っていて周囲の子供たちを相手に商売をし、幼い年齢の割には大きな利益を得ることもたびたびあった。 歳月が経ちテオドラが20歳も半ばを越えたころ父は世を去った。若かったころ苦労した父は年を取ると急激に衰え、中年になって急死したのだった。 父の遺言によって家業を受け継いだテオドラは生まれつきの商人の血を活用してキャラバンを立派に導き、父よりもキャラバンの規模を大きくするような優れた能力を見せた。 彼女の若い血気は安定してキャラバンを育てていった父とは違い、もっと広い世界で大きい利益を得ることができる貿易がしたかったので、コンスタンティノープルで親しかったキャラバンの助けを借り、中国まで良く巨大な貿易を計画した。 あまりにも危険な貿易であるのでテオドラを心配する人々が彼女を引きとめたが、商人として最高になりたい夢を持っている彼女の心はもう固まっていた。 当時ヨーロッパで唐の首都までのぼる巨大なキャラバンは兵士を連れて歩くほどであり、夢にも見られないことであったが、それほど危険なことに相応するほど利益は大きいことで知られていた。 なのでテオドラは全ての財産と自分の全てを投資して貿易を準備し、必ず成功するはずであるという自信に満ちていた。 テオドラは慎重に慎重を重ねて貿易を準備した。今まで中規模のキャラバンで失敗した中国までの貿易の貿易に関する資料を集めて失敗原因を分析し、他の巨大なキャラバンたちから貿易に対するノウハウを得るためにあらゆる手段を動員した。 準備は着々と進行し、品物が用意されて日程が決まり、貿易ルートまで几帳面にチェックしたテオドラに残った仕事はキャラバンを保護する傭兵団を募集することだけであった。危険な世の中であったので信頼できて実力のある傭兵が必要だったテオドラは、イスパニア国立ハンター組合にハンター達の支援を要請したが、ちょうど国家の大部分のハンター達がトルク族との戦闘に支援を出していたので結局私設の傭兵を雇うしかなかった。 信頼できる傭兵団を探すとき、父の友人だった人の紹介でブルーミイラズという傭兵団の紹介を受けた。 普段信頼できる方だったのでテオドラはその人の推薦を受け、ブルーミイラズと契約を結び、中国までの貿易に関する全ての準備を終える。 いよいよ運命の日が近づき、商人を含んだ100人を越える巨大なキャラバンがコンスタンティノープルを出発した。 テオドラが計画したとおりキャラバンは大きな問題もなく道を進み、無事サマルカンドに到着した。サマルカンドで数日休息を取った彼らは股道を出発した。 そして中央アジアに着いたときに問題はおきた。テオドラはカラコラムを通ってホタンへ行く計画を持っていたが、ブルーミイラズの傭兵団長はカラコラムよりタクラマカンのほうがずっと早いと主張し、そこから摩擦が生じてしまった。 テオドラはタクラマカンがカラコラムよりずっと危険な地域であることを話したが、傭兵団長は以前もタクラマカンを通ったことがあるから自分を信じろといった。 心配になったが、傭兵団長があまりにも自信満々に話す姿に折れたテオドラは結局タクラマカンの方向へキャラバンを向ける。 傭兵団長はタクラマカンをよく通った人のようで、化け物が現れる場所を全て分かっており、その危険な砂漠をぜんぜん危なくないように過ぎ去っていった。 しかしテオドラと仲間は見過ごしていたことがあった。それはちょうど死の砂漠にあった過去の文明の君主であるロードヤルカンの存在である。 ロードヤルカンの姿は砂漠によく現れるものではなかったので、傭兵団長もタクラマカンを数え切れないほど往来しておりながら一度も会ったことが無かったのである。 しかし、テオドラは神に見放されたようにタクラマカンを通る彼らの前にロードヤルカンが姿を現し、自分の目の前に現れたテオドラのキャラバンに向けて攻撃を始めたのである。 しかし、ブルーミイラズの実力は予想を超えており、ロードヤルカンと対峙するぐらいの能力を見せ、はじめのうちは大きな問題もなく戦闘を続けた。しかしタクラマカンはロードヤルカンのテリトリーであり、周辺には数多くの化け物が存在する場所である。ロードヤルカンと戦闘しながら安全な場所から少しづつ離れていくキャラバンはますます他の化け物がいる場所まで入り込み、ロードヤルカンだけでも手ごわい相手なのにますます増えるほかの化け物たちの相手までしなければならない状態になってしまう。 結局テオドラのキャラバンは化け物たちに包囲され、テオドラの全財産のかかったキャラバンは崩れてしまった。 テオドラは傭兵団長の助けで命を拾うことはできたが、自分の若い血気のために父が成した全てのものをなくしてしまい、多くの人々の命を失ってしまった罪悪感のため、彼女はしばらく家にこもって誰にも顔を見せないように生活をした。 数日後、父の友人だった人がテオドラを訪ねてきた。テオドラの噂を聞いたその人はテオドラを慰めるためにやってきて、誰にも会おうとしなかったテオドラではあったがその人の訪問だけは断らなかった。 父の友人はテオドラに多くの話をした。彼女の父がどのように金をもうけ、どんな暮らしをしてきて彼女をどれだけ愛したのかなど、過去に対する話がほとんどであったが、テオドラはその話を聞きながら少しずつ元気を取り戻し、話が終わるころにはもう一度夢に向かって走ってみたいという希望がうごめいていた。 父の友人が帰ってからテオドラは深く考えた後、また初めからはじめてみることを決心した。父が成したことを自分もできるという自信もあった。 こうしてテオドラは自分の夢に向けてもう一度シルクロードの中に飛び込んだ。
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東欧シナリオ#2-部分地域コンセプト 詳細の位置についてはMMO-Stationのヨーロッパ地図参照 大体意訳です。 悲しみの森 東欧の北西部に位置する森の名前は元々豊饒の森という名であった。豊饒の森はいつも人々の資源を惜 しまず作り出し、人々は森が与える恩恵を受けて豊かに暮らした。 しかし、異民族の侵入によって森は破壊され、多くの木々が切られて動物の済まない荒れた森になって しまった。 荒れた森の中でいつしか夜ごとに大木のすすり泣く声が聞こえるという噂が流れ始め、夜に森に入った 人が失踪する事件が起こり始めた。 森が人々を泣き声で惑わして、土中に引きずり込んで大木の栄養分にするという噂が立ち、豊饒の森と いう名前は悲しみの森という名前に変わってしまった。 決闘の丘陵 過去、コンスタンティノープルが栄える前の時代、東欧を攻めようとする野蛮人の大規模な選考が一度 あった。 野蛮人の侵入する話が広がると人々は悲しみ逃亡を図り、弱い軍隊は年を捨てた。 おびただしい数の軍勢を率いて豊饒の森をとおりコンスタンティノープルが見下ろせる丘陵まで一気に 攻めてきた野蛮人たちは、その場所で急に進撃を止めた。なぜならば白馬に乗った真っ白のよろいを着 た一人の騎士が噴出す気によって何万人の野蛮人たちがこれ以上進めずに彼と対峙していたからだ。 しばらく後野蛮人の代表者が自分達を阻む理由を聞き、騎士は自分の命をかけて民達を守るからだと答 えた。 軍隊が全て逃亡してしまい、野蛮人達と戦う人がいないことを知ったコンスタンティノープルの王は、 民達が死ぬ姿を見るよりは自分が先に死ぬことを選び、一人で野蛮人達と相対しに出たのであった。 王は野蛮人達と取引を申し出た。自分が野蛮人の強い戦士10人と戦って勝てば帰ってもらい、自分が負 けるならばコンスタンティノーブルをくれてやろうと。 その言葉で野蛮人達はざわついたが、しばらく考えた代表は彼らを静めたあと、その取引に乗ると言っ た。 野蛮人の中で最も優れた10人が走り出て各々武器を構え、静かに立っている白色の騎士の前に立って声 を上げた。 準備が終わると決闘開始の合図が流れ、10対1の運命をかけた決闘が始まった。もう年が40後半になっ ていた王はじぶんの老練さと経験を土台に野蛮人の力強い攻撃を最大限に流しながら彼らの隙をうかが った。 こすれるだけで骨が折れそうな攻撃をはらはらするように避けながら王は時間を長引かせ、野蛮人達は 次第にくたびれ始めた。 2時間がたった後疲れ果てた戦士達を王は殺さずに足首のみを攻撃して全員倒した。 決闘は白色の騎士の勝利に終わり、野蛮人の代表は彼の意を尊重しコンスタンティノーブルを攻撃せず に帰ることにした。 しかし、全員が引き返してから都市に戻るために背を向けたそのとき、決闘で恨みを抱いた野蛮人の投 げた槍が騎士の首を貫き、騎士は命を落とす。 一人で自分の都市を守り抜いた王は丁重に葬られ、彼が戦った場所は決闘の丘陵という名前で後々まで 伝説として残った。 黄金草原 コンスタンティノープルの前にある草原で、草の色が変わる季節になれば黄金が開かれている草原に見 えるといわれ、黄金草原と呼ばれている。典型的なヨーロッパの平和な姿を見ることができる。 旅人の丘 東欧を通る旅人達がその丘に登り、周辺の美しさを眺めながら休んでいくのでつけられた名前である。 過去には旅人達の休息所だった地域だった。 魔女の燈台 今から20年前コンスタンティノープルの聖堂にはエストアと呼ばれるおてんばの修道女がいた。 10代初盤の彼女は美しくかわいらしく多くの人々から愛されていたが、好奇心が高く知りたいものがあ れば我慢できずに調べる正確のため、多くの問題を起こしてよく大目玉を受ける少女であった。 彼女は火と話し合うことができ、火を操る能力を持っていた。 彼女は15になると平凡な修道女にならずに祈祷の力ではなくその他人が持っていない能力を使う悪魔払 い師集団に行くことになった。 いつものように一人で大聖堂を歩き回っていたあるひ、エストアは聖堂の中の立ち入り禁止の部屋のド アに鍵がかかっていないことに気づき、好奇心を押さえられずにその部屋に入っていった。 その部屋はキリスト教で魔女などの非凡な能力を持つ人々から回収した品物を保管している部屋で、魔 女達がその品物を使って人々に迷惑をかけないように奪って保管していたのである。 その部屋にある品物を見ながら不思議に思った彼女はキリストの十字架が表紙に刻まれた本を部屋の置 くから発見し、何かに惹かれるように本を開く。 その本は過去に悪魔に関心を持った花嫁が悪魔についての自分の想像を書いた本で、悪魔の悪い面だけ ではなくよい面もこまごまと書いてあり、この本が出回ると信仰の薄い人々を混乱することになるとし 、近々燃やされる予定だったのだが、よく使われる悪魔の悪い面の参照用にこの部屋に保管されていた のである。 あまりにも善良な気立てを持ったエストアは本を全てよみ、悪魔に対する憐憫の情を持ち、部屋を出た 後も苦悩をもつようになる。 数日後、彼女は世の中を知る旅に出るという手紙を残して消息を絶ち、しばらく後に人々から忘れ去ら れる。 彼女が消えてから20年後バルバロイと東ローマ帝国が戦争していたある日のこと。当時東ローマ帝国の 皇帝は平氏に激励を入れるために自ら最前線を回り巡察中であった。 一部隊を励まして次の部隊に移るために林の中を護衛騎士たちと馬に乗って移動中にバルバロイ族の襲 撃に遭う。 王の近衛兵はみな剣術の優れるものたちだが、5名の護衛に対し20人を越えるバルバロイ族を相手で敗 れ去り、一人残った皇帝は拉致される危機に陥った。そんな時急にバルバロイ戦士達の服が急に発火し 、驚いた戦士達は火を消すことができず、残った戦士達は急な状況に驚き周囲を警戒した。 しばらく後に遠くで赤いローブを来た女が歩み寄り、彼女は倒れている王に手を差し出した。 あまりにも堂々とした彼女の態度にバルバロイの戦士達はしばらくぼやっとしていたが、直ちに攻撃し ようとしたが火を恐れて退くことしかできなかった。 バルバロイ戦士達は彼女の火を扱う能力に勝つことができず悲しみの森のほうへ逃げ、女は王を近くの 部隊まで何も言わずに見送った。 王は彼女が魔女であると思ったが、自分の命の恩人なので感謝の挨拶をして、キリスト教からの安全を 保障して貴族待遇をするといったが、彼女は何も言わずにコンスタンティノープルの北にある捨てられ た燈台を手で示すだけであった。 その後、燈台に腰をすえて生きていく彼女の姿を見た人々は彼女の服がいつも夕焼けのように赤い色な ので彼女のことを夕日の魔女と呼び、彼女の住む燈台も魔女の燈台と呼んでそこに近づくのを怖がった 。 その後、何人かの修道女達が彼女が話すところや協会の枢機卿が彼女を尋ねて祈祷を差し上げる姿を見 たことがあるという噂が立ち、彼女はますますわからない恐ろしい存在となっていく。 ※:前回の投稿で省いたバルバロイ族皇帝襲撃失敗事件の顛末です。省かなきゃよかったなぁ。 ちなみにこの魔女、東欧のクエストで現れます。 コンスタンティノープル ローマ帝国の首都で西の太陽とたたえられる都市、コンスタンティノープル。 シルクロードの西の端を担当し、それによって莫大な富を蓄積した都市らしく派手な姿を誇る。 シルクロードとつながれた海上貿易を通じて多くの金を積んで港が発達し、内陸のどんな攻撃をも受け 止められるような城壁がその威容を誇る。また、キリスト教が盛んで聖ソフィア大聖堂のようなキリス ト教関連物がたくさん存在する。 雷の滝 東欧の西にある美しい滝で、その姿がまるで雷が落ちているように見えるので雷の滝と名付けられた。 その滝から流れた水は川になり、東欧を横切って海に流れる。 無法者の丘 無法者のスニシが山賊をしていた丘で、スニシはすでに死んでいるが、彼の行動は人々の記憶に今でも 残っており、その場所を避けるようにしている。 夕暮れの森 人生の夕暮れ時に入った人たちだけがその真価がわかるという森。 若い人々は平凡な森に見えるが、人生を省みられる年になった人がこの森に入ると森の本当の美しさが みられるようになり、自分に対する反省をする時間を持つという。 うわさによるとその場所でたまにニンフが現れ、そのニンフに会う人はもう一度人生を始めることがで きる機会を得られるといわれている。 神々の庭園 古代ギリシャ時代に神々が散歩と余興を楽しんだと言われている地域で、現在でも神殿などの建物の跡 が残っており、美しい花が咲いている。 今は壊れた神殿と建物の残骸が残ったが、まだ過去の美しい姿が少しは残っているようだ。 未明の海岸 夜明けになるとどこからか美しい歌声が聞こえて船人達を惑わすといわれている海岸で、よく船が沈没 する地域である。 人々はその場所を未明の海岸と読んで夜明けにはその近くに行かないようにしているが、今も道に迷っ た船が音楽に導かれてひどい目に遭うという。 ユピテル神殿 過去ゼウスの面倒を見た神殿で、当時は多くの人々が尋ねて来て絢爛たる姿を持っていたが、人々がギリシャ神話よりキリスト教を信仰するようになって誰も管理しなくなり、放置されていった。 そんなある日、キリスト教に不信感を持った人たちによってユピテル神殿から古代ギリシャ神話の空間の門を開けたが、そこから現れたのはギリシャ神話の化け物たちで、東欧は混乱されるようになる。 ユピテル神殿の門から人間がギリシャ神話の世界に行くならばもっと強い呪文を使って門を開かねばならない。 ※:前回のギリシャの化け物跋扈事件の舞台です。
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東欧シナリオ#4-男性キャラクター(前編) 一人一人がものすごく長文なので超要約。 リチャード 職業:貴族 年齢:44 20年前コンスタンティノープル王の急死と王子の海外留学の隙に一政務官が反乱を起こした際際、その 政務官を友人ハゲンと共に暗殺した兵士。 友人ハゲンはこの作戦の際に死んでしまったが、20年後にその友人を生き返らせてくれるかもしれない 念願の宝石というものの話をを聞き、それを探すためにシルクロードへと旅立つ。 マニュエル 職業:悪魔払い師 年齢:58 若いころのマニュエルは素敵な聖職者であった。彼は孤児院を経営し、孤児達のの父として生きていた 。 20年前の先王の死に伴う反乱でコンスタンティノーブルは戦場になった。マニュエルの孤児院も荒らさ れ、それに拒んだマニュエルは半殺しの目に遭う。 守衛隊の暗殺作戦が成功し、反乱軍は都市のあちこちに放火をしながら逃げた。 孤児院にも火がつけられたがマニュエルは子供を全て助け出たが、火事のために子供が失明する。 子供の視力を回復するため、マニュエルは自らの角膜を差し出し、自身は永遠の闇を選ぶ。 光を失ったしたマニュエルは人間ではないものの存在を感じ取ることができ、その存在が悪魔というこ とを知る。 その後、エクソシストの道を選んだマニュエルはコンスタンティノープルを歩き回るルキペル(他キ ャラクター)におびただしい悪を感じ、悪事を阻むために彼を追って旅に出る。 メルリン 職業:死体呪術師 年齢:不詳 ノールマンギェ生まれのメルリン家では代々ネクロマンサーを輩出する有名な家門であった。 そんな家に生まれたメルリンはネクロマンサーになる教育を受け、その能力を錬金術に使い、錬金術の 発展に大きく寄与した。 メルリンが44歳のころネクロマンサー達は世間の弾圧を受け山の中に逃亡するが、メルリンの家族はメ ルリンを除く全てが処刑されてしまう。 家族を処刑されるところを見たメルリンは世を呪い自分の能力を家族を殺した者に復讐するために使う 。 数年後森の中で一人研究をしていたメルリンは人の体を鋼鉄のように硬くする薬の製造に成功し、まと もなテストもしないまま、家族を処刑した村に駆けつけて村人を皆殺しにする。 村人を殺した後、薬の副作用で彼は破壊本能に支配されてしまい、幾つもの村を全滅させてその場で意 識を失う。 意識を取り戻すと女性一人に看病されており、話を聞くと、商売をしに行った村が全滅しており、メル リンのことをその唯一の生存者だと思ったのだった。 メルリンはつかの間幸福な時間を過ごしたが、また破壊本能を目覚め、女性とその子供を殺してしまう 。 その後、自身の病を治すために多くの錬金術を研究してすごす。 多くの歳月が経った後コンスタンティノープルで一人の捨てられた赤子を拾う。 その赤子はまったく泣かずそれを不思議に思い拾ったのであった。赤子を家に連れ帰ったメルリンは彼女に刺青を発見し、それが何かと関係あることを推理して研究し始 める。 20年後、赤子は美しい娘に成長し、メルリンを父だと思って暮らしてきた。 ある日その娘は世間のことを知りたくなり、置手紙を残し消えてしまう。 メルリンも彼女を探すために旅に出る。 ベーコン 職業:商人 年齢:35 ヴェネチア貿易商の息子のベーコンは幼いころから父についていき商人の道を学び平凡な人選を暮らし ていた。 20歳になり本格的に父を手伝い商業をやったが、ある日他の貿易社にだまされ莫大な損害を受ける。 その後、彼は復讐のため死に物狂いで仕事をし、5年後にまた商社の起業に成功する。 彼らの成功を目の敵にしたウベティノーはまた悪い計画を立てる。 普段のように貿易に出たベーコンは海賊の襲撃にあい、ベーコン以外全て命を失う。 その後彼は海軍に救われ、家に戻ったが家は既にあらされ、財産を全て失ってしまう。 死んだ父と親しかった貴族が彼の不幸を知りコンスタンティノープルの貿易社に紹介状を書いてくれ、 もう一度立ち上がるために彼はコンスタンティノープルまで旅に出る。
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さて前回はシルクロードの終点「西安」から青の都「サマルカンド」に到着しました。 今回も、シルクロードを西へ進みヨーロッパとアジアの境に位置するイスタンブールを目指したいと思います。 ①サマルカンド imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (16-2.jpg) ②マル ③マシュハド imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (17-5-1.jpg) ④テヘラン imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (18-4.jpg) ⑤バグダッド ⑥アンティオキア ⑦イスタンブール imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (21-6.jpg) 続きはこちら↓ シルクロードの旅【最終章】 「ヨーロッパ」(イスタンブール~ロンドン)
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東欧シナリオ#4-男性キャラクター(後篇の後編) 13人中11人目~13人目。 人間じゃないやつ3種です。 次回からは女性編です。 ラヒル 職業:天使 年齢:200 天界で暮らしているズルパスは森を守護する天使である。 数え切れないほどの多くの森を管理するズルパスは、自分の目が届かない森の細かい部分まで面倒を見 るため、自分の代わりとして森を管理をする人の姿をした戦士をつくり、ズルパスの戦士達は各々が引 く受けた森を守り生涯を全うしていた。 ラヒルも天使ズルパスの戦士としてヨーロッパ北部のショーレン山脈を守る役目を引き受けていた。他 の天使たちに比べ人間に対する好奇心が高く、少し無茶ではあったが純真な心を持っていたので他の生 き物に危害を加えることは無かった。 しかし人間の世の中は戦争のため森の木が重要な資源になり、人間は森を占領するために血眼になって いた。 ズルパスの戦士達は人間を拒もうと努力したが、結局は人間の果てしない貪欲さに勝つことができず、 森はますます人間達の手に移るようになっていった。 ラヒルがいるショーレン山脈も例外ではなかった。ラヒルは人間達を説得してきたが、結局は森は人間 達により破壊され、汚されてしまう。 この事態を重く見たズルパスは人間達によって占領された森の戦士達を天界まで召還し、戦士達は人間 界を立ち去っていった。 しかし、人間界に大きな好奇心を持っていたラヒルは今度天界に帰ればいつまた地上に降り立てるかわ からなかったので天界に帰る事をためらった。ズルパスの命令は彼にとって絶対であったが、彼が持っ ている好奇心を満たさなければ暮らすことができないぐらい切実なものであった。 長く悩んだ挙句ラヒルは自分の決心を実行に移した。 彼は天界に帰らず森を出て人間界を旅することを選び、ズルパスにお詫びの祈祷をした後森を出た。 ズルパスの戦士達は森の中では力強い存在であったが、森を出れば持っていた能力を全てなくしてしま い、平凡な存在へとなってしまう弱点を持っていた。 その事実を知ってからであったが、平凡な存在というのがどういうものか知らなかったラヒルは、恐怖 心を持たずに森を出、やや過ぎてから弱くなってしまった自分の身に驚いた。 まず、背中に持っていた大きな羽が消えてしまい、自分が持っていた天界の装備が全て消え、人間数十 人をあっという間に吹き飛ばしていた強い力も消えてしまった。まさに今は元気な人間よりも弱い存在 になってしまったのである。 それでもラヒルは後悔していなかった。これから自分の前に開かれる人間界に対する知りたいことが彼 をときめかせ、彼の心は喜びで満たされた。 そうして彼のシルクロードに向けた足を踏み出し始める。 ルキペル 職業:悪魔 年齢:不詳 過去天界にて大きな戦争が起こった。 神に一番近い席で使えていた大天使ルシファーが自分の能力を過信した挙句、自ら神の席に座るために 神に反旗を掲げ、ルシファーについていった多くの天使も神に対して反逆を図った。 しかし、神に対する反逆は失敗に終わり、ルシファーは大天使未カエルに自分の全ての能力を奪われる。 神は自分に反旗を掲げた全ての天使を地上世界へと落としそのときに地獄ができた。 ルシファーも地獄の落ちたが、もしものときにあるかもしれない彼の復活を阻むため、彼の肉体は地獄 に封印され、魂も地上のほかの人間の体に封印された。 ルシファーが生まれ変わった人間であるルキペルは平凡な人間の体で転生させる予定であったが、あま りにも強い悪意のためか、他の人間とは少し違う姿を持っていた。 ルキペルは人間界に適応できずに多くの苦労をしていた。今までつまらないと思っていた人間達がこん なに複雑な存在であると思っていなかったのである。そして人間達の内面には天使かと思い込むほどの 潜在力が存在しているということがわかった。 地獄に帰る方法がわからなかったルキペルは決心した。人間界を支配し、彼らの潜在力を引き出して神 との戦争をもう一度起こすことを。天使よりももっと多い人間達の数を利用すれば十分に勝算があると ルキペルは判断したのである。 しかし、今の自分には力がないということがわかっていたので、ルキペルは人間達をもう少し研究しな がら自分の力を探す方法を知ろうとし、人間が多く住む場所を訪ねて回った。 このようにしてルキペルはコンスタンティノープルまで来て、おびただしい数の人間が住んでいる都市 の姿を見、これがまさに自分が研究を始める場所だと思った。 コンスタンティノープルを中心に多くの都市を見て回ったルキペルはある日偶然に一少女がならず者達 と争う姿を見て、喧嘩の中その少女の服が破れたときに見えた彼女の刺青を見て驚く。それはまさに自 分の能力を象徴する印であり、少女の体にその刺青があるのは自分の力がその少女の中に封印されてい るという話であったからだ。ルキペルは自分の能力を取り戻すことで人間界を支配し、地獄に行く方法も探すことができるかもしれ ないと思った。人間界を支配したあと地獄の悪魔達と力を合わせると神に勝つことはたやすいことにな るとルキペルは思った。 そのときからルキペルは慎重にその少女に付きまとい、自分の力を取り戻す機会をうかがって、知らず 知らずの間にシルクロードに落ち込んでいく。 バルクス 職業:狼男 年齢:20 ヨーロッパには狼男と呼ばれている存在がある。彼らは噂だけは大きく広がっていったが、実際に彼ら がどこから来たのかどのように生まれたかは誰も知らなかった。 ただ、彼らが普段は人の姿をすごしており、満月の夜になれば狼の姿に変わって人々を攻撃するなどの 内面に隠された攻撃性を表すことだけが知られていた。 その残忍さから狼男たちは人間に目立たないようにすごしており、狼男同士はお互いそれを知ることが でき、彼ら同士だけで結婚(※原文はオオカミ人間です。狼男のほうがイメージ的にしっくり来るよう な気がしてそう書いてますが、男女の性別はあるらしいです。別にウホッなわけではないので念のため 。)をして子供を生んだ。 バルクライもそんな狼男の中の一人であった。彼も人の目を避けて森の中で暮らしており、満月の夜に はオオカミに変わって森の中の動物達を狩りながら暮らしていた。 そんなある日いつもと同じように食べ物を探して森の中を歩き回っていたバルクライは森に遊びに来た 人間達を見、その中で一人の女に出会う。そして彼は一目ぼれをしてしまう。 バルクライは知っていた。自分が人間を愛してはいけないということを。ところが彼は初恋に落ちた女 を忘れることができず、日々を葛藤と苦痛ですごした。 数日後彼らが再び森に遊びに来たときバルクライはその女に声をかける。そして彼女が森の近くにいる 領主の娘のイェピスということを知る。 そして彼らの愛が始まる。イェピスはバルクライに会うために一人で森に遊びに来ることが多くなり、 バルクライも日々彼女が来ることだけを待ちながら生きていった。 彼らの愛はますます深まり、イェピスはバルクライが狼男であることを知ったが、それでも彼の愛を受 け入れた。世間に後ろ暗い愛であったがその世の中の誰よりも彼らは幸せであり、深く愛しあった。そ してイェピスは子供を身に宿す。イェピスの腹がますます大きくなるのを見て彼らは心配になり、自分 の父がこのことを知るとバルクライを殺すと思ったイェピスは駆け落ちを決心する。 しかしイェピスの脱出は兵士によって発覚して失敗に終わり、イェピスは妊娠した事実を父に見つかっ てしまう。 イェピスとバルクライの関係を知りながらも知らない振りをしてくれていたイェピスの乳母は領主の脅 迫のために全ての事実をしゃべり、領主はバルクライを捕まえるために捜索隊を森に生かせた。 イェピスが来ることだけを待っていたバルクライは捜索隊がくることを見て彼女が失敗したことに気づ き、死ぬ前に一度でもいいから堂々と領主に彼女との愛を伝えたかった彼は素直に捜索隊につかまり、 領主の元まで引かれてきた。 しかしバルクライは領主に会うことができずに凄惨な死を迎え、イェピスは領主からバルクライが遠く へ立ち去ったという話だけを聞かされる。 そしてしばらく後バルクスが生まれた。周囲の人々の心配をよそにバルクスはよく育った。満月の夜に なっても変身せず荒っぽくも無かった。あまりにも賢くそだったバルクスの姿に彼の家族だけではなく 、領主の民達も彼が好きであった。 そして月日がたってバルクスは20歳になっていた。 その日は彼の誕生日であり、満月の出る日であった。友人と遅くまで外で誕生日を楽しみながら遊んだ バルクスは真夜中になって家に帰った。家で自分を待っている母に友人からいっぱいもらったプレゼン トを誇ることを考えるとバルクスはわくわくしていた。歌を歌いながら家に帰っているバルクスの目に 月が入った。そして彼は気を失った。バルクスが我に返ったとき彼は血を流しながら死んでいる鶏をて に持ちながら村の牧場に立っていた。彼の周囲には数多くの家畜たちが死んでいた。バルクスは自分が 何故ここにいるのかが分からなかった。家畜が何故死んでいるのかも。 慌てて血のにおいが立ち込める牧場を飛び出し、バルクスは体に付いた血を洗うために近くの川辺に行 った。顔を洗おうと水面に顔を出したときバルクスは驚いて気を失いそうになる。 そこにはオオカミなのか人間なのか分からない存在があったからである。そしてその姿が自分の姿であ るということを知るには長くかからなかった。 自分のいやらしい姿と残忍さを悟ったバルクスは衝撃にとらわれ村を飛び出した。自分が何をやらかす のかも分からない恐ろしさに洞窟で日が上ることだけを待った。日が昇ったとき彼は姿が変わる感覚を 受けた。 しかし、バルクスは他の狼男たちのように完全に人間の姿には戻らず、狼男と人間の間の姿のまま変化 をとめてしまった。 賢いバルクスは冷静に考えようと努力した。しかしいくら考えても自分の解決方法を思いつかなかった バルクスは、自分に呪いにかかったからだと結論を下し、近くの教会に駆け込み自分の身の上とのろい を解く方法を依頼したが、小さな教会では彼を元に戻す方法どころか彼の姿を見るや否や皆逃げてしま った。 彼は結局大きい教会を尋ねることにし、コンスタンティノープルへと行く。
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旅 行 の ク チ コ ミ サ イ ト フ ォー ト ラ ベ ル 【新疆ウイグル★シルクロードは 知る苦 の旅??】 第4話)タクシーをチャーターしてみる 《中国・新疆ウイグル自治区・シルクロード旅行記|ウルムチ|クチャ|カシュガル》 クチャ2日目、さて今日は何を見てやろうか。正直クチャ市内の目ぼしい見所は昨日ほとんど見て回ってしまった。 クチャ大寺 イスラム寺院は市内の名所のひとつ クチャは市内よりも郊外に点在する遺跡や石窟が観光資源なのだが、郊外までの公共交通機関というものがなく、旅行会社で車をチャーターしないと行けない。がそれには600元(10,390円)が相場だとガイドブックには記されている。出せるか、そんな大金!! 仕方ない、また市内をふらつくかと思案しつつ、安ホテルのフロントでタバコに火をつけてると、 「アイム グッド タクシー ドライバー。スバシ故城とキジル千仏洞、1日400元でどうだ。」 と、声をかけられた。自分からグッドというヤツが本当にグッドだった試しは少ない。それに400元(約6,920円)だって安い額ではない。で「300元(約5,190円)ならいいけど」とディスカウントを持ちかけてみたが、一切値引きには乗ってこない。 ま、相場が600元である。400元ならよしとしよう。 こうして僕は、朝からホテルのフロントで獲物を待つというグッド タクシー ドライバーの営業戦略に見事引っかかってあげることにした。 郊外に向かうと、新疆(シンジィァン)らしいポプラ並木が延々と続く美しい光景が現れる。しばし並木に沿って車を進め、やがて荒々しい山肌を見せる山脈の麓に到着した。そこは、寺院の遺構が点在するスバシ故城の遺跡群。こんな乾いた大地によくまあこんな寺院を建てたものだと感心する。 クチャ郊外 遺構が点在するスバシ故城遺跡群 続いて、キジル千仏洞に向かうが、驚いたことにこのあたりの道路はまるで定規で線を引いたようにひたすらまっすぐ、そこに山があれば切通しを掘り、ただただ直線。荒涼たる大自然のなかの人工の直線がなぜか自然に見えるのが不思議だ。 途中で軍の検問を通り、数時間ドライブした後、キジル千仏洞に到着。キップ売場で入場券を買うと「ガイトはどうする」と尋ねられた。「不要(プーヤオ)」と答えたはずなのに何故か係員が張り付いてくる。まさかガイドをしたから料金払えと後からせびられるのか。ううん入場料を払う公的施設内でそんなヤクザなことってある? といぶかっていたのだが、 「私は大学で観光学を学んでます。研修でここに滞在しています。」 ラッキーなことに、カタコトの日本語を話す学生によるボランティアの案内だった。 「この仏洞の中、カメラ ダメです。」 ありゃりゃ、ガイドというより違法な撮影行為を取り締まるお目付け役、というのが実態かぁ。僕はロッカーにカメラとスマホを預けた。 岩山に彫られた幾つもの仏洞は、周囲の景色の美しさもあってなかなか見事なものであるが、仏洞内の壁画は遺跡荒らしにあってほとんど残っておらず痛々しい。 そのときである。パシャッというシャッター音がした。見ると一人の人民観光客がスマホで写真を撮っている。えっ、カメラはNGだが、スマホだったらいいのか。 なんか基準が曖昧だぞ、中国の観光当局!! クチャ郊外 キジル千仏洞は内部のカメラ撮影禁止のはずだが… こうして幾つか郊外の史跡をめぐり、クチャの街に戻る。タクシーは遮るもののない、ひたすら直線の道を進む。 キィ キィ キィッー いきなり運転手がブレーキを踏んだ。遮るもののない大地で何事だ!! いや遮るものが存在した。大地で放牧されている羊の群れが道路を占拠していた。あたりを管理しているさすがの人民解放軍も羊の気まぐれだけは取り締まれない。 クチャ郊外 遮るもののない直線道を遮るのは羊だけ シルクロードの主役、それは人ではなく羊なのであった。 (続く) もどる < 4 > つぎへ なんちゃって世界旅行-海外旅行記|中東|アフリカ|中南米|アジア|タイ|欧州|沖縄| なんちゃって世界旅行ブログ-新着情報&雑談